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​洞泉寺ではひめうずらを飼っています。”ひめ”って何だ?と疑問に抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。あまり知られていない品種のように思います。通常のうずらと比較し、サイズは約半分。飼い主の手にすっぽりと収まってしまいます。また、通常のうずらが茶色のまだら模様なのに対して、ひめうずらは白や黒なのが特徴です。

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令和5年の12月から、卵を孵卵器にかけて孵化させるところから始めました。孵卵器を37度前後に設定。暖め始めてから、通常17日前後で孵化すると言われています。初めての試みですので、温度や湿度が適切に保たれているか、様々な不安を伴いました。ですが、孵化を始めて17日後に無事生まれてきてくれました。「うわぁ。。可愛いなあ。。」家族で大喜び。この瞬間は、大変に心躍るものがありました。

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卵を孵卵器に入れ…

​生まれました!

これは全くの個人的な話ですが、1羽目が最初に孵化したのが偶然にも副住職の長女の誕生日である12月22日でした。長女はその時3歳となりました。何だか縁を感じ、長女は美羽(みう)といいますので、そこから一文字取って1羽目を優羽(ゆう)と名付けました。ただ、後先を全く考慮していませんでした…。続くひめうずら達も、全てその日のうちに孵化したので区別が出来ず…。全てひめうずらを優羽で通すことに妥協しました。

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もちろん卵のサイズも通常のうずらよりも小さく、1円玉と同じくらいです。そしてひよこの頃は、ペットボトルのキャップにすっぽりと収まってしまうほどのサイズなのです。こんなに小さな動物がいるのか、と感動を覚えました。仲間意識が強く、1羽が動くと他の子達も後に続きます。ちょこまかと一生懸命に走り回り、小さいながらにたくさん餌を食べる姿は何とも愛おしいものでした。水は小皿に入れて与えますが、中で溺れてしまうといけないので足場としてビー玉を入れておきました。

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早いもので、孵化後2か月が経過する頃には完全に羽毛が生えて成熟します。とはいえ、成熟しても飼い主の手に収まってしまいます。小鳥をほんの少しだけ大きくした程度の体格です。そのため、温度管理の設備をしっかりと整えておけば、限られたスペースでも飼育が可能です。定期的にケージの掃除をしていますが、一度脱走すると逃げ足が非常に速いので捕まえるのに一苦労です…。長女と協力して追いかけています。普段は副住職の書斎にいますが、興味のおありの方にはお見せ致しますのでお声かけ下さい。これまで洞泉寺のイメージキャラクターはハムスターのクーでしたが、今後はそこにひめうずらの優羽も加わります。このホームページにも随所に登場し、活躍します。是非見つけてやって下さい。

はじめまして!ひめうずらの優羽(ゆう)です。頑張ってホームページを盛り上げるから、見に来てね!

​シャキーン!

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