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​〇箱庭枯山水

日本の心理臨床の礎を築かれた河合隼雄氏は、スイスでの留学中に箱庭療法という、砂の入った箱にミニチュアを置きながら自由に小さな庭を作ることを通じた心理療法と出会い、帰国後に広めました。言語ではなく感性に訴える技法が、日本人の国民性に向いていると考えたのです。

箱庭療法とお寺の庭園の代表的な技法である枯山水を掛け合わせて、箱庭枯山水です。石は新潟県糸魚川市のヒスイ海岸で拾ったものを使用しています。どれも角がとれて丸みを帯びています。砂も石も触り心地が良く、癒されます。

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この箱庭枯山水は洞泉寺の休憩室にございます。心理療法としてではなく、あくまでも遊びながらお寺の文化に触れて頂くことを目的としております。写真のものは京都の臨済宗 龍安寺の石庭を模しています。

来られた際はお好きな石庭を作ってみて下さい。置いてみたいご自分のミニチュアがあれば、お持ち頂いても構いません。もし、インスタやフェイスブックをされていたら、洞泉寺をタグ付けしてご自分の作品を投稿して頂けたら嬉しいです。良ければ洞泉寺のアカウントでも共有させて下さい。

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​どんな素敵な庭が出来るかな。完成したら、写真撮って思い出にしてね。

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