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阿難陀尊者(あなんだそんじゃ)

  • 執筆者の写真: 洞泉寺
    洞泉寺
  • 2024年5月1日
  • 読了時間: 1分

本尊の左手前に安置されている、阿難陀尊者(あなんだそんしゃ。以降、尊者)です。尊者も実在したブッダのお弟子さんです。釈尊が35歳で悟りを開いた歳に生まれたと言われています。釈尊とは互いの父が兄弟である従兄弟関係にありました。使者から弟君に息子が生まれたと報告を受けた釈尊の父が歓喜し、アナンダと名付けたと言われています。アナンダとは歓喜という意味です。


尊者は長年釈尊の側近として常に行動を共にしましたので、誰よりも多くの教えを伝えられています。また、非常に記憶力に長けていたと言われています。釈尊は生前に教えを書物に残すことをされませんでした。そのため釈尊の亡き後、教えを確認し合う”結集”という会合が弟子達の中で開かれました。そこでも尊者は非常に活躍します。結集によって編纂された、普く生きとし生けるものが救われるための教えは、実に七千余巻の”一切経”として今日に至るまで伝えられています。


合掌


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